作者略歴

台湾大学動物学科卒、動物研究所修士課程、京都大学理学研究科博士課程修了。
魚類、鳥類、両生類と多種にわたる動物の研究を行ってきた。
博士課程での研究課題であったツチカエルの研究論文の原稿を半分まで書き上げたところに落雷があり、それによってパソコンが壊れ、原稿だけでなく、血のにじむ思いで収集・分析したデータまでもが一切水の泡に…。
余りのショックではあったが、「これは神からの導きなのかもしれない」と自らを慰め、また、以前指導教官から言われた、「君は趣味が多すぎて学者には向かん」という一言を思い出し、動物学者という生き方から動物の保全や普及啓発を行うコーディネーターへ転身。
普段は動物科学の奇想天外な普及活動に従事するかたわら、ネット上では “カエル魔女”の名で動物に関するうんちくをおもしろおかしく披露している。
著書は《動物勉強学堂》、《キリンさんの身長計り》(2006年度「好書大家読(皆で読む良い本)」最優秀読賞受賞。韓国語訳版も近日発行予定)、《動物魔法厨房》(好書大家読、科普著作賞、金鼎賞など入選)、《象なに》など。
その他《Tadpole’s Promise》、《Owen & Mzee》、《素数ゼミの謎》、《999ひきのきょうだい》シリーズ、《絵本・すいぞくかん》シリーズ、《ハリネズミとちいさなおとなりさん》シリーズ、《ファーブル昆虫記の旅》、《昆虫探偵》など自然科学系書籍や絵本を中心に多数の翻訳を行っている。

現在、著書と訳書を積み重ねた高さは身長の約三分の一にまで達したが、身長を超えることを当面の目標として作家業に勤しんでいる。
現職は財団法人台北動物園保育教育基金会コーディネーター。
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