從香料盒到金庸
作者: 青蛙巫婆 日期: 2008-07-26 00:31
這篇是在寫我買了一個香料盒,打開以後聞到香味,連想到的居然是宦官的感想。
イギリスの通販カタログからこのスパイスボックスを注文しました。蓋を開けた途端、物凄く強い匂いがランプの中から釈放されたジニーのように箱の外に飛び出してきました。箱の中は四つの部分に分けられ、それぞれびっしり詰まっている違う種類のスパイスが混ざった匂いでした。お菓子に入れるつもりで買ったスパイスなのに、その匂いを嗅いだ途端に頭の中に浮かんだイメージはクッキーやケーキではなく、太監、所謂宦官だったです。我ながらこの「飛躍的な」連想に吃驚したので、フロイト抜きで検討しているうちに出てきた「思考経路」はこうでした:スパイス→ミイラーを保存する香料→臓器の保存→大事なものを切られた→宦官→韋小寶(ウェイシャウバウ)→金庸(チンヨン)。
実は、最近日本各地の本屋で武侠小説コーナーが設けるようになったのが嬉しくなり、やるべき仕事をサボって、台湾から持ってきた武侠小説を「復習」し始めたのです。韋小寶はその中の、中華圏で誰でも知っている超有名武侠小説作家金庸(チンヨン)が書いた『鹿鼎記(ルーティンチー)』の主人公です。彼は下町育ちの無学少年だったが、変な因縁紫禁城に入って、下位宦官の身替わりをしている間に康煕帝に気に入られ、以後「反清復明」の天地会と皇帝の挾間に居ながらも公爵まで登ってしまい、八人の妻を娶った。
主人公に関する部分は虚構ですが、小説に出た歴史の流れは全て事実です。金庸(チンヨン)の凄さは歴史とフィクションを上手に混ざり、中国の武術(功夫)を取り入れ、しかも李白等の詩人が作った詩から武術の技を作り上げるなどにあります。其の故、勉強嫌いの青少年(大人も)が金庸(チンヨン)さえ読めば、少なくとも幾つかの名詩と明朝、清朝の大筋の歴史を覚えられ、興味を持ち、さらに自分でもっと勉強しようと思うようになるのです。
実際、私も高校の受験勉強の前に金庸(チンヨン)、古龍(グゥロン)などの武侠小説を読破しました。母が「あなたが全然勉強しなかったので、今さら徹夜しても間に合わないが、やらないよりはましでしょう。一人で徹夜するのが可哀想だから、私も本を読んで付合ってあげる」と言って、本屋から山ほどの武侠小説を借りてきました。私がそこから一冊ずつこっそり盗み読みをしていたが、時々私がまだ読み終えてないのに、母がもう本を返してしまい、結構悔しかったが何も言えません。第二希望校に受かってから母に其の事を「自白」して、もう一回本を借りてきてようやく「読めなかった」部分を補充した。おかげさまで、何時も赤点だった私の歴史や地理が中国最後の二つの王朝に関連する部分だけがかなり強くなりました。
イギリスの通販カタログからこのスパイスボックスを注文しました。蓋を開けた途端、物凄く強い匂いがランプの中から釈放されたジニーのように箱の外に飛び出してきました。箱の中は四つの部分に分けられ、それぞれびっしり詰まっている違う種類のスパイスが混ざった匂いでした。お菓子に入れるつもりで買ったスパイスなのに、その匂いを嗅いだ途端に頭の中に浮かんだイメージはクッキーやケーキではなく、太監、所謂宦官だったです。我ながらこの「飛躍的な」連想に吃驚したので、フロイト抜きで検討しているうちに出てきた「思考経路」はこうでした:スパイス→ミイラーを保存する香料→臓器の保存→大事なものを切られた→宦官→韋小寶(ウェイシャウバウ)→金庸(チンヨン)。
実は、最近日本各地の本屋で武侠小説コーナーが設けるようになったのが嬉しくなり、やるべき仕事をサボって、台湾から持ってきた武侠小説を「復習」し始めたのです。韋小寶はその中の、中華圏で誰でも知っている超有名武侠小説作家金庸(チンヨン)が書いた『鹿鼎記(ルーティンチー)』の主人公です。彼は下町育ちの無学少年だったが、変な因縁紫禁城に入って、下位宦官の身替わりをしている間に康煕帝に気に入られ、以後「反清復明」の天地会と皇帝の挾間に居ながらも公爵まで登ってしまい、八人の妻を娶った。
主人公に関する部分は虚構ですが、小説に出た歴史の流れは全て事実です。金庸(チンヨン)の凄さは歴史とフィクションを上手に混ざり、中国の武術(功夫)を取り入れ、しかも李白等の詩人が作った詩から武術の技を作り上げるなどにあります。其の故、勉強嫌いの青少年(大人も)が金庸(チンヨン)さえ読めば、少なくとも幾つかの名詩と明朝、清朝の大筋の歴史を覚えられ、興味を持ち、さらに自分でもっと勉強しようと思うようになるのです。
実際、私も高校の受験勉強の前に金庸(チンヨン)、古龍(グゥロン)などの武侠小説を読破しました。母が「あなたが全然勉強しなかったので、今さら徹夜しても間に合わないが、やらないよりはましでしょう。一人で徹夜するのが可哀想だから、私も本を読んで付合ってあげる」と言って、本屋から山ほどの武侠小説を借りてきました。私がそこから一冊ずつこっそり盗み読みをしていたが、時々私がまだ読み終えてないのに、母がもう本を返してしまい、結構悔しかったが何も言えません。第二希望校に受かってから母に其の事を「自白」して、もう一回本を借りてきてようやく「読めなかった」部分を補充した。おかげさまで、何時も赤点だった私の歴史や地理が中国最後の二つの王朝に関連する部分だけがかなり強くなりました。
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