要是譯到原文不通或有錯的書或文時,譯者怎麼辦?

譯到這種文章的話怎麼辦前幾天,在譯友綿羊的部落格上最新的一篇文章『翻譯的標準並非一成不變』上,正好提到萬一原文的語法很怪或有錯,譯者該怎麼辦。
剛剛正好在我的日文版msn首頁頭條上看見這一則新聞,就決定把它給貼上來當做回應(?)。我沒有要譯它,跟日文不熟的人直接跳過就好。
Ps1. 不過文中提到的這本桐野夏生的異常,日文單行本在日本亞馬遜有122個人寫書評,平均四顆星;文庫本有30個人寫書評,平均四顆半星。所以應該是這位寫書評的「對美人也辛辣批評的評論家」不喜歡桐野夏生吧,呵呵呵。
Ps2. 下次要去把這本書的中文日文找來一起對著看。
原出處http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/090318/acd0903180758003-n1.htm 
【断層】呉智英 それ、いつの時代の話?2009.3.18 07:57  
何年か前になるが、人気女流作家桐野夏生グロテスクを読んで、評判倒れのつまらない小説だと思った。話が長いだけで内容は凡庸、その上日本語がしばしば間違っている。これを読んだのは、辛口の文芸評論家福田和也が絶賛していたからだが、どうも福田は美人には大甘のようだ。もう桐野なんか読まんぞと思っていたが、たまたま「週刊新潮」三月五日号を手に取ると桐野が『ナニカアル』を連載中だ。ざっと読んだが、これが前にもましてひどい。 
『ナニカアル』の主人公は小説家
林芙美子。時代は昭和十七年、戦時中だ。林はこう独言を言う。「誰かが起き出して来たら、トイレに行く、と言うしかなかった」。少し後で、一夜の恋人酒井も「トイレに行って、帰って来た振りをして」と、これははっきり声に出して言う。
 
昭和十七年に「トイレ」なんて言葉があったか。便所、
御不浄、手洗い、だろう。英語は敵性語だぜ。「トイレ」が広まったのは昭和四十年頃からだ。
 
めちゃくちゃだな。あきれながら、ふと挿絵(牧野伊三夫)を見て、またびっくり。昭和十七年当時の東アジアの地図だ。ご丁寧に
旭日旗が添えてある。日本占領下のシンガポールは当然「昭南」となっている。その上方に目をやると「中国」だって。支那を「中国」と言えと外務省局長通達で「理屈抜きに」強制されるようになったのは昭和二十一年のことだ。むろん背後には米占領軍の力がある。戦前「中国」と言えば、日本人全員が広島や岡山のことだと思った。小説もひどいし挿絵もひどい。国語辞典や文学事典も出している「文芸の新潮社」大丈夫か。(美人にも辛口の評論家)
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